気温が下がり寒くなってくると、冷水に触るのはおっくうになってくる冬。
特にニキビが出来てしまった肌は「ゴワつき」「脂っぽさ」を感じるで、ニキビの原因である皮脂や汚れをしっかりと洗い流す為に、暖かいお湯を使用する方も多いはず。
たかが温度と思われがちですが、少しの差でもニキビを悪化する原因の1つになるのです。
危険!高い温度は肌の潤いを奪う!
確かに、暖かいお湯を使用すれば、毛穴が開いて奥の皮脂汚れまでしっかり取り除く事ができます。
ただ、温度の高いお湯で洗顔し続けていると、肌の潤いを守る為に必要な皮脂を取り除きすぎてしまったり、角質がどんどんめくれて紫外線などの外的刺激から守る為の「バリア機能」が低下します。
潤いやバリア機能を失った肌では、ニキビの治りは悪くなるばかりか、シミやたるみなどの他の肌トラブルを招く原因になります。
適切な温度は30℃前後のぬるま湯!
肌質にもよりますが、皮脂は約30℃から溶け出すと言われています。
手にすくった時に「少し冷たいかな?」と感じる程度でも、ニキビの原因である不要な皮脂はしっかり取り除けます。
お風呂のついでにシャワーで洗い流すのは絶対にNG
お風呂は室温湿度共に高く、毛穴を開かすには適した場所です。
その為、メイクを落とすのをお風呂で一緒に済ます方も多いと思いますが、楽だからと言ってクレンジングや洗顔を洗い流す時に、シャワーを直接顔に当てていませんか?
シャワーの水圧は思った以上に強く、お湯で洗い流すと同様に必要な皮脂や角質までも一気に洗い流してしまいます。
まとめ
ニキビがある状態の肌は全体的にデリケートになっています。
洗顔やスキンケアを行う場合、いつも以上に丁寧に優しく肌に触れる必要があります。
ニキビを少しでも早く改善に導きたいのであれば、水温は少し冷たく感じる「ぬるま湯」そして手ですくってお肌にのせるように優しく洗います。
すすぎ回数も30回を目安に優しく丁寧に行う事で、肌に負担無く洗顔する事ができます。