どんなに肌が強い人でも、肌トラブルを起こしやすいgenin_img02真夏」と「真冬」は、肌にとって厳しい環境に晒される季節。

デリケートに傾きやすいこの季節を、上手く乗り越える事が「ニキビを作りづらくする」ポイントになります。

「真夏」「真冬」を過ごす肌がどのよう変化するかを確認し、しっかり対策を練りましょう!

気温と湿度は美肌をキープするのに重要

ニキビレスで美肌をキープするのに最も重要なのは「水分

水分が無ければ、ニキビ等の肌トラブルを改善に導く事が難しいからです。

肌の潤いをキープするのに適した湿度は約60~65%、60%を下回ると肌は徐々に乾燥して砂漠状態に!

気温湿度共に下がる真冬の季節は、肌の潤いが奪われたり、肌の再生サイクルの機能全体が低下してくる時期なので、一度ニキビが出来ると治りにくい季節と言われています。

気温湿度が高くなる真夏は、皮脂腺が活発に活動する事で、必要以上の皮脂を分泌し、高い湿気でよりアクネ菌が繁殖しやすい環境になるので、ニキビができやすくなります。

真冬、真夏によく使われるエアコン等の冷暖房は、室内を快適に過ごす為に必要なものですが、室内と外気の差が激しい状態が続くと肌が疲れてしまうことも…。

このように、常に外気に晒されている肌は、気温と湿度と密接に関わっている事が分かります。

紫外線対策は真夏も真冬も必須です

私達のお肌は季節の移り変わりと共に、角質層の厚さが変化しているのはご存知でしょうか?

真夏の紫外線が強い季節では、肌内部にダメージを与えないように角質層を厚くし、少し落ち着く真冬では、角質層を薄くするのです。

最近ではようやく春から紫外線対策をする女性が増えてきましたが、真夏を過ぎ、涼しくなってきた頃からUVケアを手放す方は要注意!

量や強さの差はあれど、四季問わず紫外線は降り注いでいる上、肌も環境に合わせて変化するので、真冬だからと言って紫外線対策を怠ると、ニキビの悪化に繋がり、最終的にはシミのようなニキビ痕となって残る可能性があります。

秋~真冬の紫外線対策

スキー場等のレジャー施設に行かないのであれば、真夏程の紫外線対策は必要ありませんが、秋冬用の保湿たっぷりのベースアイテムの中にも、UVケアが一緒にできるタイプもたくさんあります。

「真夏に紫外線をたくさん浴びたな…」という方は、シミやニキビ痕にならないよう、継続的なUVケアや美白ケアをおこないましょう!

環境に振り回されないようにしよう!

仕事や人間関係が変われば、精神的にも肉体的にも疲れてしまうのと同じく、季節が移り変わるたびに肌も同じように疲労が蓄積します。

蓄積した疲労を回復せずに放置するとニキビ肌は悪化する一方です。

環境に振り回されずに肌を労るには、どんなことを注意するのが良いのでしょうか。

体の健康が美肌の秘訣

「髪は血の余り」という言葉をご存知でしょうか?

栄養を運んだり、不要なものを回収する役割のある血液は、体の生命維持を優先し、余ったものを髪や美容にまわします。

体の健康がおろそかになっていては、ニキビレスな肌を維持する栄養がまわってきません。

普段の食生活の整えや、上質な睡眠時間の確保、運動不足の解消。体が軽くなればなるほど、肌もそれに応えてくれます。

最近ニキビが治りにくいな…と思ったら、まずは生活習慣の見直しと、いつもより体を労ってみるといいかもしれません。

まとめ

もともとの肌質に合わせたスキンケアも大事ですが、季節の移り変わりによる肌への影響は思った以上に強いのです。

特に真夏、真冬の厳しい季節は、いつものスキンケアラインを少しだけパワーアップしたり、美容液等の特別なケアをプラスすると良いでしょう。

なるべくその季節に受けたダメージは、次の季節に持ち越さないようにお手入れする事も「ニキビを悪化させない」大事なポイントになります。