ニキビや肌トラブルを解決する為に、食生活を正したいけど野菜は気軽に手が出せない程高値に…。
そんな中、以前からひっそりとスーパーに並んでいる「豆苗」をご存知でしょうか?
スーパーによっては100円を切るという素晴らしいコストパフォーマンスを持ちながら、一度使用した後、器に水を張り、根の部分を入れ1~2週間待つと再収穫ができるという、もやしと並ぶ「オカズの量増し野菜」として今かなり注目を浴びています。
そんな主婦の味方「豆苗」とニキビはどう関わっているのでしょうか?
豆苗にはこんなにたくさんの栄養が含まれています
細くて頼りないフォルムで、一見「本当に栄養なんてあるの?」と思われがちですが、かなり栄養価が高く、ニキビにも良いと言われています。
βカロチン
体内の免疫力を上げる「ビタミンA」に変化。
ニキビの原因である菌に負けない強い肌に導く役割を持っています。
ビタミンB1
ビタミンB1は体と肌の健康をキープする為に必要な栄養の1つ。
ビタミンB1が体内で不足していると、ご飯、麺類、パン等の炭水化物をたくさん食べた時に、体を動かすエネルギーとして変換しきれず、中性脂肪や過剰な皮脂となりニキビの原因になります。
ビタミンE
ニキビの原因である過剰な皮脂分泌を抑えたり、血液の流れをスムーズにする手助けをします。
ビタミンB2
βカロチンと同じく免疫力を保つ効果や、脂質の代謝を促す性質があります。
ビタミンB6
お肌の生まれ変わるリズム「ターンオーバー」を整え、美肌をキープし続ける役割があります。
食物繊維
豆苗に含まれる食物繊維は「不溶性食物繊維」といって、水溶性植物繊維との違いは、水に溶けず、胃や腸の水分を含みながら便通を促すので、より多くの便の排出が可能です。
豆苗のニキビに効果抜群な調理方法とは
豆苗に含まれる栄養の中には、熱に弱いもの(ビタミンB群)や、油と一緒に摂取しないと効率的に摂取できないもの(βカロチン)もあるので、一番ニキビに効果的な摂取方法は、サラダにしてドレッシングをかけて食べるのが良いと言われています。
加熱して調理したい場合は、熱に弱いビタミンB群を補う為に、豚肉と一緒に炒めたり、メインディッシュのおかずの添え物や、汁物のアクセントとして生で入れたり、おかずの彩りとしても最適です。
まとめ
どんなに栄養価が高い良い食材も、調理方法や組み合わせで悪くなったり良くなったりすることも。
ニキビの改善や、ニキビが出来にくい強い肌にする為にも、豆苗を上手に使用した新しいメニューを是非取り入れてはいかがでしょうか?