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インフルエンザや花粉症予防、乾燥対策にも使われることの多いマスク。

ところが使い方を間違えると、マスクを使い続けることでニキビを増やす可能性もあるのです。

ニキビ対策になるマスクの使い方と、ニキビを悪化させるマスクの使い方にはどのような違いがあるのでしょうか?

マスクはニキビを増やす?その理由とは

アクネ菌がニキビの原因になることは、ご存知の人も多いもの。

マスクでニキビを隠している人もいますが、ニキビの部分をマスクで覆うことで、蒸れてアクネ菌が活動しやすい環境になってしまうことをご存知でしたか?

そして長時間つけつづけることで皮脂や息などから分泌される細菌が繁殖し、さらにニキビができやすく、悪化させる状況に…。

また敏感肌の人の場合、マスクが肌そのものへの刺激になっている可能性もあります。

ニキビを予防するマスクの使い方

1日2~3回、清潔なマスクに交換する

1日中同じマスクをつけ続けていると、前述の通りマスクの中は不衛生な環境が続き、かえってニキビを招くことも。

しかし清潔なマスクであれば刺激や細菌、ホコリから肌を守り、ニキビの悪化を防ぐのに効果的です。

そのため1日に2~3回は清潔なマスクに交換し、マスクの中に雑菌を繁殖させないようにしましょう。

例えば朝の通勤・通学の際にマスクをつけ、昼食が終われば新しいマスクに交換、帰宅時に再度マスクを交換するなど、交換を習慣づけるようにすると良いでしょう。

十分に肌を保湿してからマスクをつける

マスクをつけているだけで「肌が潤う」と考えている人は多いものの、保湿が十分でないと反対に乾燥してしまいます。

マスクの中で蒸気として水分が顔に付着し、その水分が蒸発する際に元々のお肌の水分まで奪ってしまうからです。

特に大人のニキビは乾燥によるターンオーバーの乱れなどが原因でもあるため、十分な保湿をしないでマスクをつけると、ニキビができやすくなってしまう危険性があります。

そのため四季を問わずマスクの下のスキンケアでは乳液やクリームなどを使い、しっかりと保湿するようにしましょう。

肌に合った素材を選ぶ

家庭用のマスクは不織布タイプとガーゼタイプの、大きく2種類に分けられます。

ガーゼタイプの方が保湿性が高い一方、厚手で蒸れやすいため人によっては刺激に感じることもあります。

その点不織布は通気性が高く、保湿性はそれほど高くありません。

あなたの肌に合う、かゆみや違和感がないものを選ぶようにしましょう。

まとめ

普段何気なくつけているマスク。

使いようによってはニキビの予防にもなれば、悪化にもつながることが分かっていただけたでしょうか。

マスクを選ぶ際は自分の肌質に合うものを選び、しっかりと保湿した上で使いましょう。

適度に交換することも忘れないようにしてくださいね。